JR名松線と長野峠ツーリング
さらっと近場をバイクで走ろうと思い、出かけてきました。
いつも「走る」のが目的になっちゃってますが、今日はテーマを決めて走ってみようと。
で、思い付いたのが、長野峠。
私はけっこう昔の道路というのが好きです。
山を走る国道でも、広くなったりバイパスが出来たり、トンネルでまっすぐ貫いたり。
むかし走ってた道路より走りやすく改良されてますが、その改良前の道路は意外とたくさん残ってます。
高校生の頃にサイクリングが趣味で、クネクネ道の峠を汗をかきかき上った道路は、今ではほとんどと言っていい程、その峠がなくなっています。
つまりトンネルが出来て、峠を通らなくなりました。
ていうか、昔の峠が通行止めになってしまっています。
ちょっと残念な気持ちです。
むかし若い時に苦労して登った峠には今は行けないという事実。
で、今回の長野峠ですが、ここは自転車ではないのですが、
20歳頃の話(かれこれ30年前?)ですが、クルマの免許を取って、就職してクルマを買って、あっちこっちを走り回ってました。
家の近くには国道163号線が走っていて、古い人は、別名「四日市線」と呼んでました。
つまり163号線を東へ走ると、三重県の四日市に行けるということですね。
ということで、当時私はそれを実践しようと思い、三重県方面へ163号線を辿って行きました。
その時に、この長野峠のトンネルの不気味さに驚いたことを今でも覚えています。
どう不気味なのかと言うと、たしか細いトンネルで手彫りのトンネル独特のデコボコした壁。
もしかしたら路面は舗装されてなかったかもしれません。
おまけに、すご~く距離が長かった気がします。
それほどインパクトが強い長野峠ですが、今では「新長野トンネル」が出来ていて、あっという間に通過出来てしまいます。
いつも伊勢方面にいく時は、普通に新長野トンネルを通って行くのですが、いつも旧トンネルの事が気になってました。
今はどんな風になってるのだろう?頭に残ってる記憶のトンネルは本当はどんなトンネルだったのだろう?と。
ただ単に旧長野トンネルを見るだけではすぐに終わっちゃうので、今回は、もう一つ気になっているJR東海の名松線を観ようと思います。
数年前の台風の被害で運転休止していましたが、確か運転再開出来たという話をどこかで聞いたことがありました。
今までも運転休止期間中に何回か訪れています。
伊勢奥津駅前です。
おかえりなさい名松線の暖簾が掛かってました。
ホームです。
一日にこれだけの本数です。
2時間に1本ですね。
奥に見えるのは、給水塔跡です。
蒸気機関車が走ってた時代のものですね。
たまたま列車が到着しました。
9時35分発です。
ここで30分ぐらい停車のようです。(終着駅なので)
思ったより多くのお客さんが乗ってました。
開通したので乗りに来られたのでしょうか。そんな雰囲気でした。
伊勢奥津駅の近くは、伊勢本街道の奥津宿だったところで、伊勢参りの人たちで昔は賑わったのでしょうか。
踏切からの撮影です。
復旧、開通おめでとうございます。
伊勢奥津駅ー比津駅間の、私の好きな鉄橋で列車の来るのを待ちました。
これは伊勢八知駅ー伊勢鎌倉駅間の鉄橋でも撮影。
列車の速度がすごく遅いので、県道を走っててもすぐに追い越してしまいます。
なので2時間に1本しか走らない列車でも数回撮影が出来ました。
このあと国道163号に出て、長野峠を目指します。
旧の長野トンネルって、明治に作られたんですね。
現在は通行止めです。
蓋がしてあります。
近くまで行って覗いてみましたが、不気味ですね。
林道があったので進んでみました。
もしかして、明治のトンネルが完成する前の旧道かと思って行ったのですが。
途中、すごく景色が良かったです。標高はぐんぐん高くなっていきます。
ですが、行き止まりになってました。
ホントに林道で、まだ工事中なんですね。
長野峠ではありませんでした。
途中に標識がありましたが、明治のトンネルが完成する前は、登山道のような道だったようです。
なのでクルマやバイクは通れません。
これは反対側の旧長野トンネルの入り口。
こちらも蓋がしてあります。
通れるものなら通りたかったな~
道路はこんな感じ。
クルマが通らなくなると、道路もこんな風になるんですね。
山を走ってると涼しくて気持ちいいですが、平地に降りてくると暑い暑い。
6月ですが、もう夏の熱気ですね。
走行距離:251.1km
燃費:21.45km/L
カメラ:FUJIFILM X-Pro1 XF23mmF1.4R
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なかなかの景色で、癒し度が高いです。
しかし段々と気温が上昇しているので、空冷バイクでは少々躊躇してしまう今日このごろです。当方のCB1100に装着している油温計によると、街乗りだと120℃をはるかにオーバーしてしまうので・・・もちろん高速道路、山だとそんなにはいかないのですが。
投稿: やっさん | 2016年6月13日 (月) 21時15分
やっさん>
書き込みありがとうございます。
よく空冷のバイクは乗ってて暑いと言いますが、水冷のバイクでもファンが回るとやけどしそうに暑くなるバイクもあるらしいですし。
そもそもエンジンが発する熱って、水冷も空冷も同じぐらいじゃないのか。冷やし方がエンジンから直接熱が出るのか、ラジエターから熱が出るのかの違いかと。
ただ、シリンダーの熱のこもり方は違うでしょうね。
空冷のエンジン、120℃ぐらいだったら大丈夫だと思います。
水冷エンジンの水温が120℃はやばいとは思いますが、空冷のエンジンのオイルの温度ですし。
水冷のエンジンでも高回転、高負荷で回すと、水温はともかく、油温は120℃ぐらいまで上昇しますので。
夏の暑さに負けずに、今後もきれいな景色を眺めにツーリングに行きたいと思います。
投稿: Jun☆ | 2016年6月14日 (火) 10時58分