我がCB1100は、今年車検でディーラーにお任せしました。
購入から5年が経ちました。
車検の際には、クルマもバイクもブレーキフルードは交換するようにしています。
ブレーキフルードは水分を吸収しやすく、2年ごとに交換するのがいいと信じています。
CBはクラッチも油圧なので、クラッチフルードも交換しました。
それに合わせて、前々から不満があったフロントフォーク。
どうも動きが雑な気がしていました。路面からの変な突き上げも感じますし。
リアサスは新車の時からオーリンズを入れていたので、前後の揺れのクオリティの差を余計に感じていたのかもしれませんが。
不満だったのは、路面の不整に対して突き上げを感じるのと、どうもショックを吸収してストロークしている割には上半身が揺さぶられてました。
そこで今回も一回目の車検の時と同様、フォークオイルの交換をするつもりでした。
ところが、5年48000キロです。どうせ外すならオーバーホールしたほうがいいですよとアドバイスをもらい、自分でもオーバーホールの時期だとは認識していたので、オーバーホールしてもらおうと思いました。
ところが、オーバーホールしてもらうと結構な出費になります。
それならと、2017年モデルのCB1100EXのフロントフォーク、ショーワデュアルヴェンディングバルブ(SDBV)に交換する費用と比べてみると、あと少し足すだけでOKとのこと。
思い切って、SDBVに交換してもらいました。
リアのオーリンズも当然5年48000キロです。オーバーホールをお願いしました。
フロントフォークは工賃も込みで約10万円です。社外品のフォークに比べたら安いものです。

外見で分かるのは、このフォークトップの蓋の部分だけ。
フロントフォーク外観は、ノーマルと全く同じです。
ちなみに2013年モデルの私のCB1100には、現行のEXのSDBVフロントフォークがボルトオンで装着出来ます。
ディーラーで、この注文が入ったことがあるか聞いてみましたが、今回が初めてだったそうです。
詳しい人は分かると思いますが、RSのフォークは全く無理です。

リアのオーリンズもオーバーホールしました。

リアのブレーキパッドも限界まですり減ってたので交換です。

少しだけ(50キロ程)走っての足回りの感想ですが。
フロントフォークを交換してノーマルの足の悪い点が分かりました。
一番の違いは減衰力です。
ノーマルフォークは、路面からのショックを吸収して縮むことは縮むのですが、元に戻るリバウンドが減衰が効いていない戻り方なのです。
つまりギュっと縮んで、その勢いが反対にパンをはじき返されるような感じ。
本当ならここで減衰が効いていると、ジワッと伸び上がるようなリバウンドで、はじき返されるような伸び方はしないハズです。
SDBVは、縮側も伸び側も減衰が効いてます。
最初乗った時は、固い足回りだなと感じました。
よく考えると当然です。新しい足回りというのは各部が馴染むまで動きがシブいのは当たり前です。
ただ、固い中でも減衰が効いてるので、縮み伸びの動きに上質感があります。この先足回りが馴染んできたらもっと上手に路面のギャップを吸収してくれそうな予感がします。
減衰という意味では、ノーマルのフロントフォークにもう少し硬いフォークオイルを入れたら違った結果になったかもしれません。
ちょっと高い買い物でしたが、フロントフォークを交換して良かったです。
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