嫁とふたりで一泊の温泉旅行に行きました。(クルマ)
今まで行ったことのなかった白川郷と下呂温泉が目的地です。時間があれば高山も。
天気予報は曇り。日本海側は雨になるという予報。気圧配置が冬型になるのでこの二日間は冷え込むとのこと。少し心配です。
東海北陸自動車道沿いの紅葉は見ごろです。赤が綺麗です。
と、思って北上すると雲行きが怪しくなり、雪がちらほら降り出します。この時期に雪が見れるとは!
降ってもちらほら降るだけだろうと思って、まだ夏タイヤです。大丈夫だろうか。
ひるがの高原SAで休憩しましたが、雪がそこそこ降ってます。
白川郷ICで降りて少し走ると、白川郷の駐車場に到着します。
天気は「ゆき」です。平日ですが観光バスが結構停まってます。
駐車場脇のおみやげ物屋さんも合掌造りです。
トイレも合掌造り

トイレの中にもこのような飾り付けが・・・すごく綺麗
「であい橋」というらしいですが、このしなり具合が不気味です。
いよいよ白川郷の合掌造りの建物の中心地に入ってきました。
おみやげ物屋さんが多いですが、このように趣きのある建物なので、たくさん写真を撮りました。
歩いて展望台まで登りました。よくパンフレットやテレビの映像で映る光景ですね。
晴れてたら良かったのにな~。
展望台から下に降りてくると温泉がありました。白川郷にも温泉があるんですね。
「いろり」さんで昼ごはんを食べました。
なかなか趣のある店内です。
山菜そばと
けいちゃん定食。けいちゃんとは、鶏ちゃんと書いて、鶏肉と野菜の炒めたものです。
香ばしくてすごくおいしかったです。
芸能人のサインも多数。
雪も時々本降りになります。気温がまだ低くないからか、落ちた雪がすぐに溶けてくれるのがせめてもの救いです。
白川郷で一番大きな合掌造りだそうです。
少し晴れてきました。
皇族の方もお見えになったことがあるらしいです。
やっぱりこのつり橋の垂れ下がり具合は不気味だなぁ。
向こうの方の山のてっぺんが真っ白になってます。もうこの辺りは冬ですね。
青空が見えました。気分も晴れます。
あれだけ雪が降ってたのに、この天気の変化にびっくり。
白川郷からはまた東海北陸自動車道に乗って少し戻ります。
途中から中部縦貫自動車道(無料)で高山に向かいます。
高山市内も散策したかったですが、ホテルのチェックインの時間もありますし、すぐに暗くなっちゃうので、明日高山に来ることにして、下呂温泉を目指します。
途中の道の駅「飛騨街道なぎさ」で休憩。
地元の野菜とりんごを購入しました。帰ってきてりんごを食べましたがおいしかったです。

ホテルに到着。下呂温泉「湯之島館」です。
すごく趣のある玄関。

玄関前では紅葉のライトアップがされていました。
すごく鮮やかで綺麗です。
フロント前のロビー
部屋に着いてから下呂温泉周辺を散策しに街へ出ます。
さるぼぼ神社。高山にも下呂にも、このさるぼぼちゃんが有名だそうです。
もともとは安産の神様らしいです。男の子が生まれても女の子が生まれてもいいように顔はのっぺらぼうにしてあるとか。
それから発展して、いろんなご利益があるそうな。
歩いてホテルに帰って来ると、玄関前のライトアップがこんな感じで迎えてくれます。
お客さんのポルシェがライトアップの紅葉の下に停められています。絵になります。
夕食。
A5等級の飛騨牛もあります。霜降りです。
おお、旨そう。
あまごの塩焼きも、焼いてからすぐに持ってきてくれましたので、ホクホクでおいしかったです。
湯之島館特製の焼寿司です。朴葉で包んで焼いてます。すしを焼いたのは初めて食べました。おいしかったです。
翌日、朝ごはんを食べてから散歩に出かけました。
歴史のある建物で、色が渋いですね。
この湯之島館には、昭和天皇もお泊りになったそうです。昭和30年代の写真が飾ってありました。
さすが下呂温泉。道路にも遊び心がありますね。ゲロゲロのかえるちゃん。
紅葉が鮮やかです。高速道路を走ってて標高の高いところはもう既に冬の景色で、雪が降ったり樹には葉っぱが落葉しつくしてましたが、下呂温泉はまだまだ紅葉が見ごろでした。
良かった。
チャップリンの銅像もありました。下呂温泉に来たことがあるのかな。
左下に見えているのが、川原の温泉です。水着で入るみたいですが、この時期は寒そうで入れそうにないですね。
路地の溝に温泉が流れています。下呂温泉らしい光景です。
湯之島館の入り口。明るい時間に見るとこんな感じ。
お客さんのポルシェ・・・絵になります。ポルシェに憧れます。
フロントの右側に見える中庭。 いいホテルです。
二日目は予定通り、高山に行きました。下呂温泉からクルマで1時間です。
玄関の軒先にこのような丸いものが吊り下げられているのを見たことがありませんか?
昔から私は「これはなんなんだろう?何のためにあるの?何をあらわしてるの?」と疑問に思ってました。
今回謎が解けました。
これは「酒林(さかばやし)」または「杉玉(すぎだま)」といわれるらしく、造り酒屋さんの玄関に吊るもので、杉の葉っぱを固めて丸く刈ったもので、新酒が出来たときに緑の酒林を吊って「新酒が出来ました」という意味を表しているそうです。
ということで、この丸いものが吊ってあるのは造り酒屋さんだということですね。
このあと、中部縦貫道で東海北陸道に向かったんですが、どんどん雪が降ってきて。。
周りは完璧な雪景色。
東海北陸道に入る頃には本降りで路面は大丈夫でしたが、周りは雪が真っ白!!!
我が愛車ゴルフにはまだスタッドレスは履かずにきちゃいました。帰れるかなぁ?
料金所前でチェーン規制のため係員が出てきてましたが、名古屋方面へ帰るということを告げたら通してくれました。
路面が凍っていないことを祈って走り出します。
松ノ木峠を越える頃が雪のピークで、何とか路面は凍結せず走れました。ところどころ真っ白になってるところも・・・
そのまま名古屋方面へ走っていくと山を下り、しばらくすると秋の紅葉の景色に変わります。
さっきまで雪が降ってたなんて嘘のような光景です。晴れ間も出て青空が綺麗でした。
高山から家(大阪)まで4時間ぐらいで帰って来れました。高速道路はやっぱり早いですね。
カメラ:NIKON D700 レンズ:Nikkor28~300mm・F3.5~5.6
最近のコメント